物上保証人というのは、保証人の形態のことです。 具体的には、他人の債務のために、自己の財産の上に抵当権や質権を設定する人のことをいいます。
物上保証人の役割は、債務を負うことではなく、債務者の担保のために財産を提供することにあります。
不動産というのは、民法が規定している物の種類です。 具体的には、土地やその定着物のことをいい、動産と対をなす概念です。
代表的な定着物としては、次のものがあります。 ■建物 ■石垣 ■樹木 ちなみに、これらのうち、建物と立木法に従ってされた樹木、あるいは立札等の明認方法が施された樹木は、法律によって土地とは別個の不動産とされています。