附合というのは、民法が規定している権利変動形態のことです。 具体的には、所有者の異なる2個以上の物が結合して1個の物となることをいいます。
附合には、次の2種類があります。 ■不動産と動産との附合 ⇒ 親が所有する建物に娘が台所等を設置したような場合です。 ■動産と動産との附合 ⇒ 自転車のタイヤのパンクを友人が持っていた別のタイヤと取り換えたような場合です。
復帰価値というのは、投資価値の測定に関する用語です。 具体的には、投資計画の終期に、投資家が保有する不動産に対する権利の価値をいいます。 例えば、不動産の賃貸借において、賃貸借契約の終期に賃貸人に帰属する不動産の完全所有権※の価値が、この復帰価値に該当します。 ただし、賃貸不動産の初期投資が、自己資金と借入金による場合には、復帰価値は、賃貸借契約の終期に残った借入金を、不動産の売却価格から控除して求めます。 ※その期の収益と売却価額です。