復帰価値というのは、投資価値の測定に関する用語です。 具体的には、投資計画の終期に、投資家が保有する不動産に対する権利の価値をいいます。 例えば、不動産の賃貸借において、賃貸借契約の終期に賃貸人に帰属する不動産の完全所有権※の価値が、この復帰価値に該当します。 ただし、賃貸不動産の初期投資が、自己資金と借入金による場合には、復帰価値は、賃貸借契約の終期に残った借入金を、不動産の売却価格から控除して求めます。 ※その期の収益と売却価額です。
物上保証人というのは、保証人の形態のことです。 具体的には、他人の債務のために、自己の財産の上に抵当権や質権を設定する人のことをいいます。
物上保証人の役割は、債務を負うことではなく、債務者の担保のために財産を提供することにあります。