固定金利型の特徴は?
住宅ローン金利には、固定金利型と変動金利型の2つの金利タイプがあります。固定金利型には以下のようなものがあります。
■フラット35
⇒ フラット35では、住宅ローンを組んだときに決定した金利が返済終了まで変わりません。
■固定金利選択型
⇒ 固定金利選択型は銀行などで取り扱っているものですが、一定期間のみ固定金利を選択することが可能です。
⇒ 固定金利選択型の期間は金融機関によって異なるのですが、標準的には3年、5年、10年となっていて、長期になるほど金利は高めに設定されています。
変動金利型の特徴は?
変動金利型というのは、金融情勢の変化に伴って返済中に金利の見直しが行われ、5年ごとに返済額が変わるタイプです。変動金利型の特徴としては以下のようなものがあります。
■固定金利選択型との選択
⇒ 金利上昇リスクを避けるため、民間金融機関の多くで変動金利型が採用されていますが、一般的には、変動金利型と固定金利選択型のどちらかを選ぶということになっています。
■返済計画の立てにくさ
⇒ 変動金利型の場合は、返済額が5年ごとに増減するので返済額が立てにくいというデメリットがあります。
■上限金利付き変動金利型
⇒ あらかじめ上限の金利を定めておいて、それを超えた金利は適用しないという「上限金利付き」の変動金利型もあります。
■金利優遇キャンペーン
⇒ 給与振込口座の指定などを条件として、銀行などでは金利を一定期間優遇するキャンペーンも行っています。 |