住宅ローン金利が適用されるのは、いつの時点の金利ですか?
住宅ローン金利というのは、一般には市中の金利動向によって、年4回であったり毎月であったり、その都度金利が見直されます。
なので、金利の変動によっては、住宅ローンの申込時点と、融資の実行時点での金利では、異なったものになる可能性があるのです。
公的融資と民間融資では、住宅ローン金利の適用時期は異なるのですか?
公的融資と民間融資では、以下のように住宅ローン金利の適用時期は異なります。
■公的融資の場合
⇒ フラット35では、取り扱っている金融機関によって手数料や金利というのは異なるのですが、金利については申し込んだ時点の金利が適用されます。
■民間融資の場合
⇒ 多くの民間金融機関では、実際に資金を受け取った時点での金利(融資実行時点の金利)が適用されます。
住宅ローン金利が融資実効時点の場合に注意事項はありますか?
住宅ローン金利が融資実効時点の場合でも、提携ローンなどのように、申し込みから融資の実行までの期間が短く、同一月内に申込日と融資実行日があるケースでは特に問題にはなりません。
しかしながら、住宅を新築するケースでは、融資の申し込みから実行までに数か月かかることもあるので注意しなければなりません。
これは、特に長期固定ローンを利用したようなケースでは、長期金利の変動次第で、当初予定していた金利より大きく上昇していることもあるからです。 |