「ボーナス払い」とは?
「ボーナス払い」というのは、正式には「ボーナス時増額返済」といいます。
サラリーマンなどの利用も多い住宅ローンでは、「毎月払い」だけでなく「ボーナス払い」を借入金返済の一定割合まで認めています。
なお、公的融資の場合には、「ボーナス払い」は借入金返済の40%まで認められていて、50万円単位の返済とされていますが、民間融資の場合には、「ボーナス払い」は借入金返済の50%まで認められていて、10万円単位の返済が一般的とされています。
「ボーナス払い」をあてにした返済の危険性は?
「ボーナス払い」をあてにした返済は危険です。
例えば、ボーナス払いを借入金返済の50%とすると、ボーナス払いなしの場合と比べると確かに毎月返済額は半分で済みます。
しかしながら、ボーナス時の返済は当然その分増額するのです。
ボーナスというのは景気や会社の収益に左右されるものであって、不確定要素の強い性格のものです。
よって、総返済額ではあまり変わらないからといっても、あまりボーナスをあてにすることなく、基本はあくまで毎月払いを中心に計画する方が無難といえます。 |