住宅ローンの基礎知識その2



元利均等返済と元金均等返済でより多く借りられるのは?

元利均等返済と元金均等返済とは?

毎月返済していく住宅ローンの返済額というのは、元金部分と利息部分からなっているのですが、これらをどう配分して返済していくかという観点から、以下のような元利均等返済と元金均等返済の2つの返済方法が設けられています。

元利均等返済
⇒ 元利均等返済というのは、毎月返済額の元金部分と利息部分の割合を調整することで、毎月の返済額を一定にする方法です。

元金均等返済
⇒ 元金均等返済というのは、毎月返済額のうち元金部分を一定にして、その時点のローン残高にかかる利息部分を上乗せする方法です。

多くの民間金融機関では、一般に元利均等返済の方が採用されています。

元利均等返済と元金均等返済では、とちらがより多く借りられますか?

住宅ローンを組む際には、その条件として収入基準がありますが、たとえば、フラット35の場合なら毎月返済額の4倍以上の収入が必要になります。

これを同じ条件で、元利均等返済と元金均等返済の収入基準を比べると、元利均等返済の方は当初の返済額が少ないですから、その分必要な収入というのも少なくてすむことになります。

よって、収入が少ないというケースでは、元利均等返済の方がより多く借りることができるということができます。


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